ついにエンジンの力を借りて薪を割る

勝手に思っていることがあって、 田舎暮らし=エンジンがかからない
という、日常生活に潜む最大の弱点がある。
使いたい時に動かないと、ただでさえ悪い、家庭内の立ち位置も非常に悪くなる。
畑があったり、田んぼがあったり、山があったりすると、エンジン付きの機械から逃れることは、まだまだ困難。マキタのバッテリーに取って代わられる日も近いと思われながらも、全く無くなることはないと思う。

一般人にとって、大抵のエンジン付きの機械(ex.刈払機、チェンソー、耕運機(管理機)、薪割り機)は、毎日使うことはほぼないので、久しぶりに使おうとすると、なんでか、エンジンが掛からない。なんか、農業高校の教科書に出てきそうな、エンジンがちゃんと動く3要素(いい燃料、いい点火、いい空気)とかいうテストに出そうな点検から始まり、だいたい、スイッチ入ってないとか、しょうもない原因で時間をロスすることが多い。週末しか作業ができないのに、その週末に天気が悪かったり、子供の行事があったりで実際に作業できる日数というのは本当に少なく、畑も薪割りも全く手が回らない。

ということで、ヤフオクで薪割り機お買い上げ。

島根→丹波篠山まで引き取りに。20代前半の頃によくヤフオクで車買って電車乗って取りに行ってたのを思い出して、おっさんになったなーとか思ったけど、まさか、軽トラで薪割り機を取りに行くような未来が来るとは。その頃、やってた草野球チームにいたおっさんがおもうまい店で取り上げられたぐらいびっくり。
とりあえずエンジンオイルを変えるとして、何をどうやったら上手く抜けるのかさっぱり分からんところにドレンついてる。何をどうしてもこぼれる。次のオイル交換までに延長するかなんか考えんといけん。下の写真ではうまいことペットボトルで受けたように見えるけど、この後大惨事が起きた。

オイルを入れ替えて、アイドリング不安定だったので、キャブも掃除。国産のエンジンしか触ったことなかったけど、どうにかなった。きっとアメリカではメジャーなエンジンなんだろう。天下のプラウさんが採用してるんだし大丈夫っしょ。まぁ、この薪割り機の後継モデルにはホンダエンジン載ってたような気もするけどまぁ、気にしない。私は汎用エンジンを本当に信用している。

ミルウォーキーってのが、なんかいい。

そして、畑に連れて行って大量に溜まっている玉切りを割っている。

ちなみに、畑への出し入れ、特に帰りの道路への引っ張り上げは非常に困難。一人でどうにか上るかどうか。軽トラへの積み下ろしも結構大変。とりあえずは、ロープとカラビナでなんちゃって3倍力みたいなロープシステムであげたりしてみたけど、荷台に電動ウインチが欲しい。